sekiの軌跡

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グウェント解説:マリガンとショート・ロングラウンドについて


seki-gwent.hatenablog.com

 この記事でマリガン回数についてとラウンドは2ラウンドだけ取ると勝てるみたいなことを書いてたんですけど、ラウンドの取り方、落とし方にはかなりプレイングが出ます。このことについて個人的に学んだプレイングを書いていきたいと思います。

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  1. ロングラウンドとショートラウンド
  2. マリガンで残すカード
  3. 最後に

 

1:ロングラウンドとショートラウンド

 このゲームのデッキは大雑把に分けると1ラウンドを長いターン戦うと強いデッキと、短いターンで戦っても十分な戦力値が出るデッキのふたつのタイプがあります。例えば、デマヴェンド2世をリーダーにしたタイプの命令デッキはプリシラボッチリングアンナ・ストレンガーが長いターン働いてくれると期待値を大幅に上回る戦力値を出すことができます。これは、典型的なロングラウンド得意型のデッキです。

 ほかに、森の精霊をリーダーにして成長シナジーと支配ユニットと戦力値が高いカードを入れたモンスターデッキもあります。これは、長いターンだろうが短いターンだろうが成長ユニット分くらいしか戦力値の伸びがないので比較的ショートラウンドが得意なデッキです。

 基本的にロングラウンドが得意なデッキは1ラウンド目をできるだけ取って、2ラウンド目即パスで一番大事な3ラウンド目をロングラウンドに仕立て上げる必要があります。それに対してショートラウンドが得意なデッキは1ラウンド目を落としてしまっても短いターンで戦力値を出しやすいので2ラウンド目にプッシュされても比較的巻き返しやすいんです。ロングラウンド得意デッキは1ラウンド目を落としてしまうと2ラウンド目にデッキのコンボ要員のような切りたくないカードまで切らされて3ラウンド目の勝ち筋がなくなってしまうことがあります。

 1ラウンド目を取った方が2ラウンド目で相手にカードを切らせるかどうかの選択権があって、3ラウンド目をロングにしたいなら手札7枚以上で即パスすればいいし、ショートが得意なら2ラウンド目に強めのカードで相手に強いカードを切らせるのを強要すればいいんです。

 なら1ラウンド目落としたら勝ち目はないのか?と聞かれればそうでもないです。細かいことは次の話に繋がるのでマリガンの項目で説明します。

 

2:マリガンで残すカード

  例えば、このデッキはtier1の森の精霊ビッグデッキ(Team AretuzaのMeta Snapshotより)

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teamaretuza.com

ですが、このデッキのカードの強さは大きく分けて

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このように分けることができます。基本的に1枚で8点以上が瞬時に期待できるカード=「強い」カードとして分けたんですが、1ラウンド目に強いカードを手札に残したくなりますよね。ですが、「強い」カードを手札に残しすぎるとデッキが相対的に弱くなってしまいます。どのラウンドを「強い」カード群で戦うと勝てるのかを見極める必要があります。

 1ラウンド目(特に先行)は「強い」カードで戦うと当然ですがかなりラウンドを取りやすくなります。自軍ショート得意デッキ、相手ロング得意デッキの場合は1ラウンド目を取って2ラウンド目プッシュするだけで勝てる試合もあるほどなので積極的に「強い」カードを掘っていきたいです。

 初期手札によっては、「敢えてラウンドを落とす」というテクニックも必要になってきます。1ラウンド目を弱いカードだけで戦って「敢えて」ラウンドを落とすことで相手が「強い」カードを使ってラウンドを取ってきた時にデッキ内の総合的な強さが自軍の方が強くなって勝ちやすくなります。

 1ラウンド目に使い勝手が悪いデッキ圧縮カードと4~5コストの「弱い」カードを使って適当な所(相手がそろそろパスしてきそうなタイミング)でパスする(これを自分はゴミ捨てと呼んでます)ことで残りのカードを強くして、マリガンで「強い」カードや相手のデッキに合わせた対処策を引く攻めたマリガンができるようになります。圧縮とゴミ捨てが十分に済んでると、例えば上のデッキで言うとオズレルを引くためにマリガンしたら人狼を引いたといった事故確率を下げ、最悪でもギンピー・ガーウィンを引けるようなデッキに調整することもできます。

 

 自分はマリガン前手札が弱ければそのターンはゴミ捨てに徹すればいいし、手札が強ければそのラウンド取って次のラウンドを取って勝てば良いと思ってます。コンボデッキを使ってる場合はキーカードを引くために圧縮カードを引き込みに行きますが最近は安定しないので使ってません。相手のデッキがロングラウンド得意かショートラウンド得意か、自分がロングが得意なのかショートが得意なのかはどのラウンドを戦うかを決める重要な要素なので考えながらランクマッチに行ってみてください。ロングなら1,3ラウンドを戦えばいいし、ショートなら1,2ラウンドを取るつもりで戦えば基本的に問題はありません。

 

3:最後に

 この話は多分状況によりけりな所が多いし、自分もお世辞にも上手いプレイヤーではないのでFreddyやSirPumpkin、ROYさんといった強いプレイヤーの配信や実戦で学んでください。とりあえずの所今はこの考えでプレイしてる、というただの垂れ流しなので意見はコロコロ変わります。あくまで一つの意見なので自分で考えてプレイしてみてください。絶対に強くなれます。